久々にドン・ウィンズロウが出ます

途中に、ポール・ウォーカー主演の映画「ボビーZ」(原作はもちろん「ボビーZの気怠く優雅な人生」)の公開とかはありましたが、ドン・ウィンズロウの作品が翻訳紹介されます。2006年8月にニール・ケアリーものの番外編「砂漠で溺れるわけにはいかない」が出てから実に3年ぶりのこと。本国でも「カリフォルニアの炎」以来6年ぶりということで話題になった「犬の力」(2005年)という作品です。東江一紀訳にて、8月25日に角川文庫より。

血みどろの麻薬戦争に巻き込まれた、DEAのエージェント、ドラッグの密売人、コールガール、殺し屋、そして司祭。戦火は南米のジャングルからカリフォルニアとメキシコの国境へと達し、苛烈な地獄絵図を描く。(角川書店サイトより引用)

ドン・ウィンズロウ作品リスト(翻訳は7のみ後藤由季子、ほかはすべて東江一紀)★ニール・ケアリーもの

  1. A Cool Breeze on the Underground (1991)「ストリート・キッズ」★(創元推理文庫
  2. The Trail to Buddha's Mirror (1992)「仏陀の鏡への道」★(創元推理文庫
  3. Way Down on the High Lonely (1993)「高く孤独な道を行け」★(創元推理文庫
  4. A Long Walk up the Water Slide (1994)「ウォータースライドをのぼれ」★(創元推理文庫
  5. While Drowning in the Desert (1996)「砂漠で溺れるわけにはいかない」★(創元推理文庫
  6. The Death and Life of Bobby Z (1997)「ボビーZの気怠く優雅な人生」(角川文庫)
  7. Isle of Joy (1997)「歓喜の島」(角川文庫)
  8. California Fire and Life (1999)「カリフォルニアの炎」(角川文庫)
  9. The Power of the Dog (2005)「犬の力(上・下)」(角川文庫)
  10. The Winter of Frankie Machine (2006)
  11. The Dawn Patrol (2008)