2007-12-21から1日間の記事一覧

ラジオ・キラー/セバスチャン・フィツェック(柏書房)

英米のミステリに慣れてしまったせいか、異なる文化を背景にした非英語圏の作品には、微妙な違和感をおぼえることが少なくない。昨年「治療島」というデビュー作が話題になったセバスチャン・フィツェックというドイツ作家の第二作『ラジオ・キラー』も、そ…