読書好きにとって古書というテーマは、まさに猫に鰹節だが、ピュリッツァー賞作家であるジェラルディン・ブルックスの『古書の来歴』は、五百年前にスペインで作られたと伝わるユダヤ教の貴重な写本をめぐる物語である。民族紛争の深い爪あとが残るボスニア…
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