2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

公開間近の映画化された「レポメン」

訳者あとがきなどで、映画化のニュースがいち早く伝わっていたエリック・ガルシアの「レポメン」(新潮文庫刊)ですが、ただいま日本公開待機中。すでに、あちこちの映画館で予告編が上映されているようです。 主演は、すでに喧伝されているようにジュード・…

ロスト・シンボル/ダン・ブラウン(角川書店)

ヴァチカンの爆発事件こと「天使と悪魔」、パリの大追跡こと「ダ・ヴィンチ・コード」に続くハーヴァード大学教授で宗教象徴学の専門家ロバート・ラングドンのシリーズ第三作『ロスト・シンボル』がやっと出た。今回は、大西洋をわたってワシントンDCが舞台…

ベルリン・コンスピラシー/マイケル・バー=ゾウハー

お懐かしやマイケル・バー=ゾウハー。途中ノンフィクションはあったが、小説としては実に十五年ぶりの復活となる『ベルリン・コンスピラシー』である。ロンドンから一夜にしてベルリンに連れ去られた老ユダヤ人の実業家プレイヴァマンは、その翌朝、警察に…